青年会議所(JC)とは

20歳から40歳までの志の高い青年経済人によって『修練』『奉仕』『友情』という三信条のもと、『明るい豊かな社会』の実現を目指す青年団体、それが青年会議所(Junior Chamber)です。


青年会議所の始まり

青年会議所は1905年アメリカにて『若い市民』と言う会が結成されたのが起源だとされております。さらには1949年の第二次世界大戦後に焼け野原となったまちを見て『新日本の再建は我々青年の仕事である』と書かれた設立趣意書を掲げ48名の有志が集まり東京青年会議所が設立いたしました。時を経て1961年に起った森町大火を経験した先輩諸氏が、『森町の再建は我々青年の仕事である』と言う趣意書と共に社団法人函館青年会議所の協力(スポンサード)を頂き1965年に森青年会議所を設立致しました。依頼、脈々と受け継がれてきた熱き魂を我々は継承して行かなければならないと強く心に誓います。


日本青年会議所

1949年、戦後の混沌とした時代背景の中、責任感と情熱を持った青年有志たちにより日本で初めての青年会議所として、東京青年商工会議所が設立されました。翌年、商工会議所法制定にともない東京青年会議所と改名致しました。その後、次々と各地に青年会議所が誕生。1951年には全国各地で活動していた青年会議所が集まり, 全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。当時は10LOM(地区青年会議所)、506名でしたが現在は約700LOM、約35,000名(2012年12月現在)で構成されています。以来、日本の青年会議所運動の枢軸として各地の青年会議所と連携し活動を展開しています。


世界中に広がる青年会議所

1951年に日本青年会議所は国際青年会議所(JCI:Junior Chamber International)に加盟致しました。国際青年会議所は1944年に設立され、現在は世界100カ国以上、メンバーはおよそ20万人、OBは250万人以上という組織です。2011年度のJCIの会頭は日本人の原田 憲太郎君です。 管 直人 第94代内閣総理大臣を初め、アメリカ42代大統領ビル・クリントン、第7代国連事務総長コフィー・アナン、フランス第5代首相ジャック・シラクも青年会議所のOBです。その他多くのメンバー・OBが世界中にいます。


各青年会議所とのつながり

全国には約700の地域にLOMがあり、それらの連携・連絡調整機関として47都道府県ごとにブロック協議会が、ブロックの連携・連絡調整機関として地方ごとに10の地区協議会が組織されています。 各LOMからブロック協議会、地区協議会、日本青年会議所へ出向します。日本青年会議所は国家青年会議所(NOM: National Organization Member)として国際青年会議所に加盟しています。